
「最高」は使えない?不動産広告のキャッチコピーづくりを紹介します

「このお家、本当に素敵!」
そう感じる物件に出会うと、その魅力をたくさんの方に伝えたくなります。
私は普段、不動産チラシやSNS広告に使用する画像などを制作しています。今回は、そんな広告づくりの裏側を少しご紹介したいと思います。
物件の魅力を伝える「キャッチコピー」
広告を見たとき、最初に目に入るのがキャッチコピーです。
「どんな暮らしができるのだろう」
「ちょっと詳しく見てみたい」
そんなふうに興味を持っていただけるかどうかは、最初の一言が大きく影響します。
だからこそ、物件の魅力が伝わる表現を日々考えています。
実は、不動産広告には使えない言葉があります
魅力的な物件ほど、「最高」「抜群」「完璧」といった言葉を使いたくなることがあります。
しかし、不動産広告には守るべきルールがあり、こうした言葉は根拠なく使用することはできません。
例えば「最高」という表現は、その物件が本当に"最高"であることを客観的に証明することが難しいため、広告では使用できません。
魅力を伝えたい気持ちがあっても、誤解を招く表現にならないよう注意することが大切です。
広告は何度も確認してから公開しています
広告を制作するときは、「これで大丈夫かな?」と何度も確認を重ねています。
不動産公正取引協議会のルールを確認したり、AIを活用して表現を見直したり、最後は先輩や上席にもチェックしてもらってから広告を公開しています。
一つの広告が完成するまでには、多くの確認作業があることを、入社して初めて知りました。
語彙力を増やすことも仕事のひとつ
「最高」が使えないなら、どうやって魅力を伝えるのか。
そこが広告づくりの面白いところです。
住宅雑誌を読んで表現を学んだり、AIに言い換えのアイデアを出してもらったりしながら、「この物件らしさ」が伝わるキャッチコピーを考えています。
同じ内容でも表現次第で伝わり方が変わるので、毎回新しい発見があります。
他社の広告から学ぶこともあります
街中のチラシや不動産ポータルサイトを見ると、同じ物件でも会社ごとにキャッチコピーが違うことがあります。
「こんな伝え方があるんだ」
「この表現は分かりやすいな」
そんな発見があり、とても勉強になります。
もちろん、他社の表現をそのまま使うのではなく、自分たちなりに物件の魅力をどう伝えるかを考えることが大切です。
正しい情報を、分かりやすく伝えるために
広告は、お客様が住まい選びをするための大切な情報です。
だからこそ、お客様はもちろん、売主様や同業他社にも不利益が生じないよう、ルールを守りながら広告を制作しています。
魅力を伝えることと、正確に伝えること。
その両方を大切にしながら、これからも「見てみたい」と思っていただける広告づくりを続けていきたいと思います。
不動産会社の仕事というと営業のイメージを持たれることが多いかもしれませんが、このように広告づくりや情報発信も大切な仕事の一つです。
これからも学びを重ねながら、より分かりやすく、物件の魅力が伝わる広告を目指していきます。



