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築40年超え・10年放置の空き家を相続すると...処理に500万円!? 放置リスクと自治 体支援を徹底解説

知っとくコラム

永野 弘貴

筆者 永野 弘貴

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築40年超・10年放置の空き家を相続するとどうなる?リスクと支援策を解説

築40年超・10年放置の空き家を相続するとどうなる?リスクと支援策を解説

築40年以上、10年以上放置された空き家を相続した場合にかかる費用やリスクについて解説します。放置によって発生する問題、解体や処分費用、そして大分県内の支援制度を活用する方法もご紹介します。


10年放置された空き家の現状と費用負担

長年放置された空き家は、屋根の破損、雨漏り、白あり被害、構造の腐食などが進行しており、内部に家具や生活用品が残されているケースが多く見られます。

  • 残置物処分費用:50万〜100万円程度
  • 産業廃棄物処理が必要な場合は更に高額
  • 信頼できる業者への依頼と相見積もりが重要

放置リスク事例—見過ごせないトラブルと危険性

  • 近隣トラブル:越境庭木や害虫繁殖、伐採命令・迷惑被害
  • 不法占拠:知らぬ間に侵入され、追い出しに法的手続きが必要
  • 火災リスク:放火被害から延焼、損害賠償の責任リスク
  • 倒壊・飛散:台風時の建材飛散で他人や物件に損害
  • 固定資産税の増加:「特定空家」指定で住宅用地特例が外れ、税金が最大6倍に

相続登記義務化と手続きの流れ

2024年4月から相続登記が義務化され、未登記放置で10万円以下の過料が科されます。空き家を相続したら、以下のステップを踏んで対応を:

  1. 相続登記の完了(戸籍謄本などを用意)
  2. 行政や専門家へ相談(補助制度・解体・売却)
  3. 活用方針の決定(解体・売却・利活用)
  4. 補助金の確認・申請(交付決定前着手NG)

まとめ

  • 空き家処理費用は最大500万円かかることもある
  • 大分県・市町村の補助制度で費用軽減が可能
  • 放置による火災・倒壊・不法占拠・税負担リスクに注意

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