
不動産会社が中古戸建てを買う!実際に行うリフォームをプロが解説!
不動産会社が中古戸建てを買う!実際に行うリフォームをプロが解説!
リフォーム現場でプロが見るポイントとは?
内覧時に見ておきたいポイントは、実は一般の方が気づきにくい場所にも隠れています。以下のポイントはぜひ押さえておきましょう。
家の外観で見るべきポイント
- 外壁にヒビや劣化がないか(外壁塗装:120万〜180万円)
- コンクリート部分のひび割れ、基礎の劣化
- 雨どいのつまりや破損
家の中で見るべきポイント
- 玄関を開けたときの匂い(カビ臭・湿気臭に注意)
- 壁紙にシミや浮きがないか(クロス張替:30万〜50万円)
- 床に傾きや沈みがないか(床の張替え:20万〜50万円)
実際、どれだけ綺麗に住まれていたご自宅でも経年劣化でリフォームが必要になってくる部分もあります。
絶対に確認すべき主要エリア
次の箇所はリフォームの有無に関わらず、購入前に必ず確認しておきたい場所です。
玄関
ドアの開閉や鍵の状態、床材の劣化、においのチェックを忘れずに。
リビング
日当たり、窓の結露、床の浮き、壁紙の状態をチェック。
キッチン
キッチンの仕様によってリフォームが必要かどうか判断します。
- 古いシステムキッチン → リフォーム推奨(70〜120万円)
- 比較的新しい設備 → 状況次第でそのまま使用可能
水回り(浴室・トイレ・洗面台)
- 浴室:タイルや目地にヒビ → カビ・浸水リスク(90〜130万円)
- トイレ:便器や床周辺の汚れや劣化(15〜25万円)
- 洗面台:ひび割れ・水漏れ(15〜25万円)
実際のリフォーム費用例
物件の状態によってリフォーム費用は異なりますが、よくある費用の目安は以下の通りです
- キッチン:70万〜120万円
- 洗面台:15万〜25万円
- お風呂:90万〜130万円
- トイレ:15万〜25万円
- 外壁塗装:120万〜180万円
- 内装工事(クロス・床):150万〜200万円
状態によっては最小限の修繕で済むこともあります。
まとめ:内覧時はプロの視点でチェックを!
不動産会社が実際に見ているポイントは、表面的なきれいさだけではありません。構造的な安心感や将来の維持管理費を含めて、トータルで判断しています。
中古住宅の購入を検討している方は、今回ご紹介した視点をぜひ内覧時に取り入れて、失敗しない住まい選びをしてみてください。



