中古戸建てを買うなら築20〜25年が狙い目!
中古戸建てを購入するなら築20〜25年が狙い目!大分県の不動産事情を解説
中古戸建ての購入を考えている方にとって、「築20〜25年」の物件がなぜお得なのか、気になりますよね。大分県の不動産市場の特徴も踏まえながら、その魅力を解説します。さらに、購入時のチェックポイントやリフォームについても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ築20〜25年の中古戸建てが狙い目なのか?
まず、なぜ築20〜25年の中古戸建てが「狙い目」と言われるのでしょうか?
この期間の物件は、建物の価値が徐々に減少し、土地の価格に近い価格で購入できることが多いです。特に大分県では、高江ニュータウンやパークプレイス大分公園通り周辺で、こうしたお得な物件が見つかることがあります。
実際、築20年を超えると、建物の評価額は大きく下がります。これは、木造住宅の減価償却期間が22年と決まっており、そのタイミングで評価額が大きく減少するためです。しかし、実際に建物がしっかりしている場合は、リフォームやリノベーションで快適に住むことが可能です。
また、2000年以降に建築基準法が改正され、耐震基準が強化されました。そのため、2000年以降に建てられた物件は、より安心して住むことができるといえます。さらに、当時の物件は建築単価が低いため、広い間取りや部屋数が確保されているケースも多く、外観デザインも今のデザインと大きく変わらない物件もあります。
中古戸建て購入時のチェックポイント
中古戸建てを購入する際には、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
1. 雨漏りの有無
屋根や外壁にクラック(ひび割れ)がないか、コーキングが切れていないかを確認しましょう。また、天井や壁にシミがないかを確認することも大切です。外回りもチェックし、雨水が浸入している様子がないかを確認しましょう。
2. 外壁や屋根の修繕履歴
外壁や屋根の塗装・修繕履歴があるか確認しましょう。必要に応じて、ドローンやカメラ付きのポールを使って、屋根の状態をチェックするのも良い方法です。
3. 外構の状況
基礎や外構部分にひび割れがないか、地盤沈下がないかも重要なチェックポイントです。土地が下がっていたり、擁壁が傾いていたりする場合は、大規模な土木工事が必要になることもあります。
4. 設備の状態
キッチンやバスルーム、トイレなどの水回りが古い場合、交換が必要になることがあります。また、排水経路や設備の配置によっては、間取り変更ができないこともあるため、十分に確認しましょう。
5. ライフラインの確認
電気、ガス、水道のインフラが整っているかを確認しましょう。古い物件では、電気の容量が足りない場合や、浄化槽が使われていることもありますので、その点も注意が必要です。
また、断熱性が劣ることが多いため、窓のリフォーム(内窓の追加設置など)を考えると、快適に過ごしやすくなります。
リフォーム・リノベーションの考え方
中古戸建てを購入した後にリフォームを行うことは一般的ですが、リフォーム費用を住宅ローンに組み込むことは可能なのでしょうか?
実は、リフォーム費用を住宅ローンに含めて一括で借りることができます。これにより、月々の返済額を抑えることができ、コストを抑えて理想の住まいを手に入れることができます。
たとえば、内装だけのリフォームであれば200〜300万円程度、お風呂やキッチンなどの設備を交換すると500万円程度、間取り変更など大規模なリフォームを行う場合は1000万円程度が目安です。
特に築20〜25年の物件はリフォームを前提に購入する方が多いため、リフォームを考えている場合はローンに組み込むことを検討するのも賢い選択です。
最近では、若い世代でも中古住宅を購入してリフォームを施すことで、新築よりもコストを抑えつつ、自分好みの住まいを実現するケースが増えています。